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精密根管治療
About
精密根管治療とは
根管治療は、歯の内部にある神経や血管が通っている細い管(根管)の中を清掃し、細菌を除去してから密閉する治療です。根管は非常に細く複雑な形をしており、肉眼では見えにくい部分も多く存在します。
従来の根管治療では、歯科医師の経験と勘に頼る部分が大きく、根管の見落としや清掃不足が起こることがありました。そのため、治療後に再び感染が起こり、痛みや腫れが再発してしまうケースも珍しくありませんでした。
精密根管治療では、マイクロスコープを使用することで根管内を大きく拡大して確認できます。通常の視野の20倍以上に拡大して見ることができるため、複雑な根管の形態や細かい枝分かれ、見落としがちな根管の入り口なども正確に把握できます。この視野の違いが、治療の精度と成功率を大きく向上させています。
また、ラバーダムと呼ばれるゴム製のシートで治療する歯を隔離することで、唾液による再感染を防ぎます。根管治療において細菌のコントロールは極めて重要で、無菌的な環境で処置を行うことが治療成功の鍵となります。
精密根管治療では、ニッケルチタンファイルという柔軟性の高い器具を使用します。この器具は従来のステンレス製ファイルと比べて、曲がった根管にも追従しやすく、根管の形を壊さずに効率的に清掃できます。根管の破折リスクも低減され、より安全な治療が可能になります。
Merit
精密根管治療のメリット
精密根管治療には、従来の治療と比べて多くの利点があります。
最も大きなメリットは、治療の成功率が高いことです。マイクロスコープによる精密な視野のもとで処置を行うことで、根管の見落としや清掃不足を大幅に減らすことができます。初回の根管治療であれば90パーセント以上の成功率が報告されており、再治療が必要になるケースでも成功率が大きく向上します。
歯を残せる可能性が高まることも重要なメリットです。従来の治療で治らなかった歯や、抜歯を勧められた歯でも、精密根管治療によって保存できる可能性があります。抜歯を避けることで、その後のブリッジやインプラントといった高額な治療が不要になる場合もあります。
治療後の再発リスクが低いことも見逃せません。根管内を徹底的に清掃し、細菌の侵入を防ぐ確実な封鎖を行うことで、長期的に安定した状態を維持できます。再治療を繰り返すことによる歯へのダメージを避けられるため、歯の寿命を延ばすことにつながります。
治療回数を減らせることもあります。精密な機器と技術により、効率的に根管の清掃と形成ができるため、従来の治療よりも少ない通院回数で完了できるケースが多いです。忙しい方にとって、通院の負担が軽減されることは大きなメリットです。
痛みや不快感が少ないことも利点の一つです。正確な処置によって健康な組織へのダメージを最小限に抑えられるため、治療中や治療後の痛みが軽減されます。また、ラバーダムを使用することで、薬液が口の中に漏れる不快感もありません。
Flow
精密根管治療の流れ
Step 01
精密検査と状態の把握
初診では、レントゲンやCTを用いて根管の形態や感染の広がり、周囲の骨の状態を立体的に確認します。根管の数や形状、治療の難しさを正確に把握するために欠かせない工程です。
Step 02
治療計画の説明
検査結果をもとに、治療が必要かどうか、どのような方法で進めるか、期間や費用などを丁寧にお伝えします。精密根管治療の利点や注意点、保険診療との違いについてもわかりやすく説明し、患者さんに納得いただいたうえで治療を開始します。
Step 03
麻酔とラバーダムの装着
治療当日は、まず麻酔を行い、痛みを感じない状態をつくります。その後、ラバーダムを装着して治療する歯を隔離し、唾液による細菌の侵入を防ぎます。無菌的な環境を整えることで、治療の成功率が高まります。
Step 04
根管の探索と拡大視野での処置
マイクロスコープを使用し、拡大視野で歯の上部を開いて根管の入り口を確認します。複雑な形態の根管や、石灰化して見つけにくい根管も、拡大視野によって発見しやすくなります。すべての根管を確実に見つけることが、治療の大切なポイントです。
Step 05
感染物質の除去と洗浄
根管内に残っている感染した組織や古い材料を丁寧に取り除きます。ニッケルチタンファイルを使って根管の壁を整えながら、消毒液で洗浄を繰り返し、細菌を徹底的に減らしていきます。この工程が治療の中心となる部分で、時間をかけて慎重に進めます。
Step 06
根管充填と密閉
根管内が清潔になったことを確認したら、先端まで隙間なく充填材を詰めて密閉します。細菌が再び入り込まないようにするための重要な工程で、マイクロスコープで確認しながら丁寧に行います。
Step 07
歯の封鎖と最終的な修復
根管治療が終わった歯は弱くなりやすいため、まず上部を修復材で封鎖します。その後、被せ物で保護することが一般的です。歯を長く守るために必要な処置です。
Step 08
治療回数と所要時間
治療時間は根管の形態や感染の程度によって変わりますが、一回あたり一〜二時間ほどかかることがあります。複雑な症例では、複数回に分けて治療を行う場合もあります。
Caution
治療後の痛みや注意点
精密根管治療後には、いくつか注意していただきたい点があります。
治療後数日間は、軽い痛みや違和感が出ることがあります。これは治療による正常な反応で、徐々に落ち着いていきます。処方された鎮痛剤を適切に服用することで、不快感を最小限に抑えることができます。もし痛みが強くなったり、腫れが出たりした場合は、すぐに当院にご連絡ください。
麻酔が切れるまでは、食事を控えていただくことをお勧めします。感覚が鈍っている状態で食事をすると、頬や舌を噛んでしまう恐れがあります。麻酔が完全に切れてから、柔らかいものを選んで食事をしてください。
治療した歯で硬いものを噛むことは避けてください。根管治療を受けた歯は、神経がなくなることで脆くなっています。最終的な被せ物が入るまでは、できるだけ治療した側での咀嚼を控え、反対側で噛むようにします。
仮の詰め物が入っている期間は、粘着性の高い食べ物に注意が必要です。キャラメルやガムなどは仮の詰め物を外してしまう可能性があるため、避けていただくことをお勧めします。もし仮の詰め物が取れてしまった場合は、速やかにご連絡ください。
根管治療が完了した後は、できるだけ早く被せ物の治療に進むことが重要です。治療した歯をそのまま長期間放置すると、歯が割れてしまうリスクが高まります。被せ物で保護することで、歯を長持ちさせることができます。
治療後も定期的なメンテナンスが欠かせません。根管治療が成功しても、その後のケアを怠ると虫歯や歯周病によって歯を失う可能性があります。定期検診を受けて、長期的に歯の健康を維持することが大切です。
Costs and Insurance
費用と保険適用について
精密根管治療の費用については、多くの患者さんが気にされる点です。
精密根管治療は、使用する機器や材料、治療にかける時間などが従来の治療と大きく異なるため、基本的には自費診療となります。マイクロスコープやニッケルチタンファイル、特殊な薬剤など、保険診療では使用が認められていない器材を活用することで、高い治療精度を実現しています。
費用は、治療する歯の種類(前歯、小臼歯、大臼歯)や根管の数、症状の複雑さによって変わります。前歯は根管が比較的シンプルですが、奥歯になるほど根管の数が多く複雑になるため、治療の難易度が上がります。また、初めての根管治療か、過去に治療を受けた歯の再治療かによっても費用が異なります。
自費診療は高額に感じられるかもしれませんが、長期的な視点で考えると価値のある投資です。治療の成功率が高く再発リスクが低いということは、将来的な再治療や抜歯のリスクを減らせることを意味します。抜歯後にインプラントやブリッジが必要になることを考えれば、精密根管治療で歯を残せることの経済的メリットも大きいです。
保険診療での根管治療も当院では行っていますが、使用できる機器や材料、治療にかけられる時間に制限があります。症状や患者さんのご希望に応じて、保険診療と自費診療の選択肢をご提示し、それぞれのメリットとデメリットを丁寧にご説明します。
費用の詳細については、検査結果を基に治療計画を立てた段階で、具体的な金額をお伝えします。分割払いのご相談にも応じていますので、費用面での不安がある方もお気軽にご相談ください。
歯の神経の治療が必要と言われた方、過去の根管治療が再発してお困りの方、抜歯を勧められたが歯を残したいとお考えの方は、まず当院にご相談ください。精密な検査を行い、精密根管治療によって歯を残せる可能性があるかどうかを判断いたします。大切な歯を守るために、最善の治療をご提案いたします。
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