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オールオン4
About
オールオン4とは何か?
オールオン4とはどのような治療でしょうか。
「総入れ歯が合わない、、、」
「すべての歯を失ったが、もう一度しっかり咬みたい、、、」
「インプラント治療には興味があるが、費用や期間が心配、、、」
など患者様から様々なご相談をいただきます。ここではオールオン4について詳しくご説明します。
オールオン4とは、歯をすべて失ってしまった方や、残存歯が少なくなってしまった方のためのインプラント治療です。この治療法では、上顎もしくは下顎に4本のインプラントを埋入し、その上に固定式のブリッジを装着することで、全ての歯の機能を回復させます。
これまでの一般的なインプラント治療では、欠損した歯の数だけインプラントを埋入する必要がありましたが、オールオン4では4本という最少本数で片顎全体の歯を再建することができます。骨量が不足している部位でも、骨の厚みがある前方部にインプラントを配置し、後方の2本を斜めに埋入することで、骨造成手術を回避できるケースが多くあります。
当院ではオールオン6は行っていません。顎骨のひずみを許容できず上部構造の破折等のトラブルが考えられるためです。6本入れるなら上部構造もワンピースでなく、3つのブリッジに分けています。もしもの修理もしやすいためです。

Recommend
こんな方におすすめ
無歯顎の方(歯がすべてない状態)
多数歯欠損で残存歯の保存が困難な方
現在の総義歯に満足されていない方
義歯の着脱が煩わしいと感じる方
従来のインプラント治療で骨造成が必要と診断された方
治療期間を短縮したいとお考えの方
外科的侵襲を最小限に抑えたい方
インプラント治療の費用負担を軽減したい方
Feature
当院のオールオン4治療における特徴
インプラント学会所属の院長によるオールオン4治療
当院のオールオン4治療は、日本口腔インプラント学会に所属する院長が一貫して診療・手術を担当します。CT撮影による骨の状態分析やデジタルシミュレーションを行い、安全性と精度を高めた治療計画を立案します。豊富な経験と専門的知識をもとに、患者さま一人ひとりの骨の状態や全身の健康に配慮した、オールオン4治療をご提供しています

シミュレーションソフト、サージカルガイドの活用
オールオン4では、限られた本数のインプラントで全体を支えるため、インプラントの位置や角度が非常に重要になります。CT画像をシミュレーションソフト上で、まず最終的にかぶせ物が入る位置を決めて、それに合わせて4本のインプラントの最適な植立位置と角度を決めます。特に遠心の2本のインプラントは傾斜埋入を行うことで、骨量不足の症例でも適切な初期固定を得ることができ、骨造成処置を回避できることが多くあります。
この計画をもとにサージカルガイドを作製し、計画通りの位置と角度でインプラントを植立します。オールオン4では精密性が特に重要なため、当院では必ずサージカルガイドを作製して手術を行っています。
信頼のおけるインプラントシステム
当クリニックは、デンツプライシロナ社のアストラテックインプラントシステムを使用しています。オールオン4のような荷重のかかる治療においても、その優れた「バイオマネージメントコンプレックス」により、長期的な安定性を提供できると考えています。
Merit
オールオン4治療のメリット
治療当日からの機能回復
インプラント埋入と同時に暫間的なブリッジを装着するため、手術当日から咀嚼機能と審美性を回復することができます。従来のインプラント治療のように治癒期間中に歯がない期間を過ごす必要がありません。
治療費用の軽減
無歯顎に対する従来のインプラント治療では、上下顎それぞれに8~10本程度のインプラントが必要となりますが、オールオン4では片顎4本で治療が完了するため、大幅な費用軽減が可能です。また手術回数も最小限に抑えることができます。
外科的負担の最小化
骨密度の高い前方部位を有効活用し、後方部では傾斜埋入を行うことで、サイナスリフトや神経移動術といった追加的な外科処置を避けることができます。これにより手術時間の短縮と術後の不快症状の軽減が期待できます。
高い審美性と機能性
上部構造のデザインにおいて自由度が高く、患者様一人ひとりの顔貌に調和した審美的な仕上がりを実現できます。また歯肉部分も含めて製作するため、自然な口元の回復が可能です。
メンテナンス性の向上
取り外し式の義歯と異なり、固定式のため日常的な着脱の必要がありません。通常の歯磨きに加えて、専用の清掃器具を使用することで良好な口腔衛生状態を維持できます。
咀嚼能力の大幅改善
天然歯に近い咀嚼力を回復できるため、食事制限が大幅に緩和されます。硬い食べ物も安心して摂取でき、食生活の質的向上が期待できます。
Flow
当院のオールオン4治療の流れ
Step 01
初診
口腔内診査、パノラマレントゲン撮影、CT撮影を実施し、現在の口腔状態を詳細に把握します。全身状態についても問診を行い、治療の適応性を判断いたします。検査結果をもとに治療方針、期間、費用について丁寧にご説明いたします。
Step 02
シミュレーション・治療計画の立案
CT画像データを用いてコンピューター上で三次元的な治療計画を立案します。最終補綴物の理想的な位置を設定し、それに基づいて4本のインプラントの埋入位置と角度を決定します。
Step 03
型取り・サージカルガイド作製
手術当日に装着する暫間補綴物を製作するための印象採得を行います。症例によっては複数回の印象採得が必要な場合があります。シミュレーションデータを基にサージカルガイドを製作いたします。
Step 04
手術・仮歯装着
局所麻酔下(症例により静脈内鎮静法も併用)でインプラント埋入手術を実施します。サージカルガイドを使用して計画通りの位置にインプラントを埋入し、手術当日に暫間補綴物を装着いたします。
Step 05
術後管理・経過観察
手術翌日に創部の確認と咬合調整を行います。その後も定期的にご来院いただき、創部の治癒状況と暫間補綴物の適合状態を確認いたします。
Step 06
抜糸・暫間補綴物調整
術後約10日で抜糸を行います。必要に応じて暫間補綴物の咬合調整や適合調整を実施いたします。
Step 07
治癒期間
インプラントと骨の結合(オッセオインテグレーション)を待つ期間です。通常3~6ヶ月程度で、この間も暫間補綴物により日常生活に支障はありません。
Step 08
最終印象採得
オッセオインテグレーションの完了を確認後、最終補綴物製作のための精密印象を採得いたします。
Step 09
最終補綴物装着
印象採得から約1ヶ月後に最終補綴物を装着いたします。審美性と機能性を両立した最終的な歯が完成します。
Step 10
定期メンテナンス
最終補綴物装着後は3~6ヶ月ごとの定期メンテナンスが必要です。プロフェッショナルクリーニングと口腔状態のチェックにより、長期的な安定性を確保いたします。
Aftercare
オールオン4後に必要なこと
オールオン4はインプラントを入れて終了ではありません。これから維持していくことが重要です。オールオン4は虫歯にはなりませんが、天然の歯の歯周病に似た病気になる場合があります。「インプラント粘膜炎・インプラント周囲炎」といい、どちらもインプラント周囲の歯肉が炎症を起こす病気です。
特にオールオン4では複数の歯が連結されているため、一部に炎症が起きると全体に影響する可能性があります。そのため、通常のインプラント以上に丁寧なケアが必要です。
当クリニックでは、こういった病気にならないよう、また早期に発見できるよう、定期的な健診と歯科医院でのプロフェッショナルケア、ご自宅でのホームケアの確認と指導を行っています。オールオン4専用の清掃器具の使用方法もお教えします。

オールオン4もブリッジや入れ歯同様に失った歯を補う治療の選択肢の一つとして、信頼のおける治療法であると考えています。しかしオールオン4はやり直しが容易にできない治療です。そのため、お口全体の診査・診断、CT診査、滅菌体制、感染対策などを的確に行い、安心、安全のために最善を尽くす必要があると考えています。また術者やスタッフも研鑽を積み、知識や能力を高めていかなければいけないと思っています。
今まで噛めなかったものが咬める、総入れ歯の煩わしさから解放される、自信を持って笑えるようになるなど喜びも大きい治療です。多くの歯を失ってしまった方、総入れ歯でお困りの方、固定式の歯をご希望の方などは、まずはご相談ください。現況を見定めしっかりとご説明します。
Price
オールオン4の治療費
| オールオン4 | ¥3,300,000 |
| GBR | ¥88,000 |
| サイナスリフト | ¥220,000 |
| ソケットリフト | ¥110,000 |
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