コラム
東京のセラミック治療で失敗しない10のポイント

セラミック治療で失敗しないための基本知識
セラミック治療は、美しい歯並びと白い歯を手に入れるための選択肢として人気を集めています。特に東京では多くの歯科医院がセラミック治療を提供していますが、すべての医院が同じ品質のサービスを提供しているわけではありません。
セラミック治療を検討する際に最も重要なのは、「自分の歯を削る治療である」という基本的な事実を理解することです。一度削った歯は二度と元には戻りません。

セラミック治療は単なる「見た目を良くする」治療ではなく、噛み合わせや歯の機能性も考慮した総合的な治療です。特に東京のような都市部では、最新の技術と材料を用いた高品質なセラミック治療を受けることができますが、それだけに選択肢も多く、迷ってしまう方も少なくありません。
私は歯科医師として多くのセラミック治療を手がけてきましたが、残念ながら「他院で受けたセラミック治療のやり直し」を希望される患者さんも少なくありません。そこで今回は、東京でセラミック治療を検討されている方が失敗しないための10のポイントをご紹介します。
ポイント1:歯科医師の技術力と経験を重視する
セラミック治療の成功は、歯科医師の技術力と経験に大きく左右されます。特に審美歯科の分野では、医師の「センス」も重要な要素となります。
東京には数多くの歯科医院がありますが、セラミック治療の実績が豊富な医院を選ぶことが何よりも重要です。ホームページやSNSで症例写真を公開している医院は、自信を持って治療に取り組んでいる証拠と言えるでしょう。

セラミック治療は保険適用外の自費診療となるため、費用も決して安くありません。安さだけで選ぶのではなく、実績と技術力を重視して歯科医院を選びましょう。
どうやって良い歯科医師を見極めればいいのでしょうか?まずは複数の歯科医院でカウンセリングを受けることをおすすめします。その際、以下のポイントをチェックしてみてください。
- セラミック治療の症例数と実績
- 使用するセラミックの種類と特徴の説明
- 治療のリスクやデメリットも含めた丁寧な説明
- 患者の希望や不安に耳を傾ける姿勢
- 治療前後の写真やシミュレーション
特に重要なのは、医師があなたの歯の状態をしっかりと診査し、あなたに合った治療計画を提案してくれるかどうかです。「とりあえずセラミックにしましょう」という安易な提案には注意が必要です。
ポイント2:セラミックの種類と特徴を理解する
セラミック治療といっても、使用する材料にはいくつかの種類があります。それぞれに特徴があり、患者さんの状態や希望に応じて最適な材料を選ぶことが大切です。
主なセラミックの種類には、オールセラミック、ジルコニアセラミック、メタルボンドセラミックなどがあります。それぞれの特徴を簡単にご説明します。
- オールセラミック:最も自然な透明感があり、審美性に優れています。ただし、強度はやや劣るため、奥歯などの負担がかかる部位には不向きな場合があります。
- ジルコニアセラミック:強度が非常に高く、奥歯にも適しています。最近は技術の進歩により、前歯にも使用できるほど審美性が向上しています。
- メタルボンドセラミック:内側に金属のフレームを使用し、その上にセラミックを焼き付けたもの。強度がありますが、経年により金属が見えてくる可能性があります。

どの材料が最適かは、治療する部位や患者さんの噛み合わせ、審美的な要望によって異なります。信頼できる歯科医師は、それぞれのメリット・デメリットを説明した上で、あなたに最適な選択肢を提案してくれるはずです。
東京の先進的な歯科医院では、最新のCAD/CAMシステムを導入し、コンピューター制御による精密なセラミック製作を行っているところも増えています。従来の手作業による製作よりも精度が高く、適合性に優れたセラミックを作ることができます。
材料選びは見た目だけでなく、耐久性や将来的なメンテナンスのしやすさにも影響します。長期的な視点で最適な材料を選ぶことが、セラミック治療の成功につながります。
ポイント3:治療前の十分な検査と診断を受ける
セラミック治療を成功させるためには、治療前の徹底した検査と正確な診断が欠かせません。見た目を良くするだけでなく、機能的にも問題のない歯を作るためには、現在の口腔内の状態を詳細に把握する必要があります。
良質なセラミック治療を提供する歯科医院では、以下のような検査を行います。
- レントゲン検査(歯の根や骨の状態を確認)
- 歯周組織検査(歯茎の健康状態を確認)
- 咬合検査(噛み合わせの状態を確認)
- 模型検査(歯並びや噛み合わせを立体的に分析)
- 写真撮影(治療前の状態を記録)

これらの検査結果をもとに、医師はあなたの口腔内の問題点を分析し、最適な治療計画を立てます。例えば、歯周病がある場合は、セラミック治療の前に歯周病治療を行う必要があります。
また、噛み合わせの問題がある場合は、単にセラミックを被せるだけでは解決せず、むしろ問題が悪化する可能性もあります。そのような場合は、矯正治療を先に行うなど、総合的な治療計画が必要になることもあります。
十分な検査と診断なしに進められるセラミック治療には注意が必要です。「とりあえず歯を削ってセラミックを被せれば美しくなる」という安易な考えは、長期的に見ると失敗のリスクを高めます。
東京の一流の歯科医院では、デジタル技術を活用した精密な診断と、それに基づく治療計画の立案が当たり前になっています。そのような医院を選ぶことが、セラミック治療の成功への第一歩です。
ポイント4:噛み合わせと機能性を重視する
セラミック治療は見た目の改善だけでなく、正しい噛み合わせと機能性の回復も重要な目的です。美しさだけを追求して機能性を無視すると、治療後に様々な問題が生じる可能性があります。
噛み合わせが悪いと、以下のような問題が起こることがあります。
- セラミックの破損や脱落
- 顎関節症の発症や悪化
- 頭痛や肩こりなどの全身症状
- 残存歯への過剰な負担
- 歯ぎしりや食いしばりの悪化
優れた歯科医師は、セラミックの形態を決める際に、単に見た目の美しさだけでなく、機能的な噛み合わせを実現するよう設計します。特に複数の歯を同時に治療する場合は、全体のバランスを考慮した設計が不可欠です。
東京の先進的な歯科医院では、噛み合わせの分析に特殊な機器を使用したり、仮歯の段階で十分に噛み合わせを調整したりするなど、機能性を重視した治療を行っています。

セラミック治療を検討する際は、医師が噛み合わせについてどれだけ重視しているかを確認することが大切です。カウンセリングの際に、噛み合わせの検査や調整について詳しく説明してくれる医師は信頼できると言えるでしょう。
また、歯ぎしりや食いしばりの習慣がある方は、セラミック治療の前にその対策を行うことも重要です。ナイトガードの使用やボトックス注射による筋肉の緩和など、様々な対策があります。
美しさと機能性を両立させることが、長期的に満足できるセラミック治療の鍵です。
ポイント5:歯を削る量を最小限に抑える
セラミック治療では、被せ物を装着するために歯を削る必要がありますが、削る量は必要最小限に抑えることが理想的です。歯を削りすぎると、以下のようなリスクが高まります。
- 歯の神経を取る必要が生じる
- 歯の強度が低下する
- 将来的に歯が割れるリスクが高まる
- 治療のやり直しが困難になる
特に前歯の場合、過度に削ってしまうと自然な見た目を実現することが難しくなります。セラミックの厚みを確保するために必要以上に歯を削ってしまうケースもありますが、それは長期的に見ると歯の寿命を縮める可能性があります。
私が日々の診療で心がけているのは、「できるだけ神経を抜かない治療」です。歯の神経はとらない方が歯の寿命は長くなります。歯の寿命を延ばすため、当院ではできるだけ神経を抜かない治療を行っております。
最新のセラミック材料の中には、薄くても十分な強度を持つものもあります。例えば、ラミネートベニアと呼ばれる治療法は、歯の表面を最小限だけ削り、薄いセラミックを接着する方法です。適切なケースでは、歯を大きく削らずに審美的な改善が可能です。
東京の先進的な歯科医院では、このような歯の削除量を最小限に抑える治療法を積極的に取り入れています。治療前のカウンセリングでは、どの程度歯を削る必要があるのか、また代替案はないのかなど、詳しく説明を受けることが大切です。
歯を削る量は、将来的な歯の健康に直結する重要な問題です。「見た目を良くするためには多少削っても仕方ない」という考えは避け、長期的な視点で最適な治療法を選びましょう。
ポイント6:仮歯の段階で十分に調整する
セラミック治療では、最終的なセラミックを装着する前に「仮歯」の期間があります。この仮歯の段階での調整が、治療の成功を左右する重要なポイントです。
仮歯は単なる「つなぎ」ではなく、最終的なセラミックの形や色、噛み合わせを確認するための重要なステップです。この段階でしっかりと調整することで、最終的なセラミックの完成度が大きく向上します。
- 仮歯で色や形の確認と調整
- 噛み合わせの確認と調整
- 発音や口元の見た目の確認
- 歯茎との適合性の確認
- 患者さんの要望の反映
特に複数の歯を同時に治療する場合は、全体のバランスや左右対称性を仮歯の段階で十分に確認することが重要です。仮歯の期間を短縮したり、調整を省略したりすると、最終的なセラミックに不満が残る可能性が高まります。
東京の質の高い歯科医院では、仮歯の調整に十分な時間をかけ、患者さんの満足度を高めるための工夫を行っています。例えば、仮歯の状態で写真撮影を行い、細部まで確認するなどの方法があります。
仮歯の段階で気になる点があれば、遠慮なく歯科医師に伝えることが大切です。「後から直せばいい」と思っても、最終的なセラミックは修正が難しいため、仮歯の段階での調整が最も効果的です。
仮歯の期間は通常1〜2週間程度ですが、複雑なケースではもう少し長くなることもあります。この期間を有効に活用し、理想的なセラミックを目指しましょう。
ポイント7:天然歯に近い自然な色調を選ぶ
セラミック治療で最も注意したいのが、色調の選択です。真っ白すぎるセラミックは不自然に目立ち、かえって人工的な印象を与えてしまいます。
理想的なセラミックの色は、あなたの年齢や肌の色、他の天然歯とのバランスを考慮して決めるべきです。特に部分的にセラミック治療を行う場合は、周囲の天然歯との調和が重要になります。
自然な歯の色には、以下のような特徴があります。
- 単一の色ではなく、微妙なグラデーションがある
- 切端(歯の先端部分)はやや透明感がある
- 歯の表面には微細な凹凸や特徴がある
- 年齢とともに少しずつ色が変化する
優れた歯科技工士は、これらの特徴を再現し、自然で美しいセラミックを作製します。東京には高度な技術を持つ歯科技工士が多く、質の高いセラミック治療を受けることが可能です。
色調の選択では、歯科医師や歯科技工士のアドバイスを参考にしつつ、あなた自身の希望もしっかりと伝えることが大切です。その際、芸能人のような「真っ白な歯」を希望するのではなく、あなたに合った自然な美しさを追求することをおすすめします。
また、セラミックの色は後から変更することができないため、仮歯の段階でしっかりと確認することが重要です。照明の違いによっても見え方が変わるため、様々な環境で確認するとよいでしょう。
自然で調和のとれた色調のセラミックは、長期的に見ても満足度の高い結果をもたらします。
ポイント8:歯ぎしり・食いしばり対策を行う
セラミックは非常に硬い材料ですが、強い衝撃に対する抵抗力は天然歯と同様に限界があります。特に歯ぎしりや食いしばりの習慣がある方は、セラミックが割れるリスクが高まります。
自分の歯の硬さが400MPa、セラミックも約400MPaなのでほとんど同じ硬さとなります。ですから、普段から歯を食いしばったり、就寝中に歯ぎしりをしたりする習慣があると、自分の歯が痛み削れていくようにセラミックも割れるといったトラブルも起こり得ます。
歯ぎしりや食いしばりがある場合は、セラミック治療の前にその対策を行うことが重要です。主な対策方法には以下のようなものがあります。
- ナイトガード(就寝時に装着する保護装置)の使用
- ボトックス注射による咬筋(噛む筋肉)の緩和
- ストレス管理や生活習慣の改善
- 噛み合わせの調整
特に東京のような都市部では、ストレスによる歯ぎしりや食いしばりに悩む方が多いです。セラミック治療を検討する際は、まずこれらの習慣があるかどうかを歯科医師に相談し、適切な対策を講じることをおすすめします。
また、セラミック治療後も定期的なメンテナンスを受け、歯ぎしりや食いしばりの兆候がないかチェックすることが大切です。早期に発見できれば、セラミックの破損を防ぐための対策を講じることができます。
セラミックは修理が難しい人工歯なので、破損を予防するための対策を徹底することが、長期的に見て経済的にも有利です。
ポイント9:治療後のメンテナンスを怠らない
セラミック治療は終わりではなく、長期的なメンテナンスの始まりです。せっかく美しいセラミックを入れても、適切なケアを怠ると様々な問題が生じる可能性があります。
セラミック自体は虫歯になりませんが、セラミックと歯の境目は虫歯や歯周病のリスクが高い部位です。特に歯と歯肉の境目が清掃しにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが上がります。
治療後のメンテナンスでは、以下のポイントに注意しましょう。
- 毎日の丁寧な歯磨きと歯間清掃
- 定期的な歯科検診(3〜6ヶ月に1回程度)
- 専門的なクリーニング
- 噛み合わせの定期的なチェック
- 異常を感じたら早めに受診
東京の質の高い歯科医院では、セラミック治療後のメンテナンスプログラムを提供しています。定期的なメンテナンスを受けることで、セラミックの寿命を延ばし、口腔内全体の健康を維持することができます。
また、年齢とともに歯茎が下がることがありますが、その場合はセラミックの見た目にも影響が出ることがあります。定期的なメンテナンスでは、そのような変化も早期に発見し、対応することが可能です。
セラミック治療は決して安い投資ではありません。その価値を長く維持するためにも、定期的なメンテナンスを習慣化することをおすすめします。
ポイント10:費用と保証内容を明確に確認する
セラミック治療は保険適用外の自費診療となるため、費用は歯科医院によって大きく異なります。東京では特に価格帯の幅が広く、同じような治療でも医院によって数倍の差があることも珍しくありません。
重要なのは単に「安いか高いか」ではなく、その費用に何が含まれているのかを明確に理解することです。例えば、以下のような点を確認しましょう。
- 使用するセラミックの種類と品質
- 技工料(セラミックの製作費)
- 仮歯の費用
- 調整やメンテナンスの費用
- 保証期間と保証内容
特に保証内容は重要です。セラミックが破損した場合や不具合が生じた場合、どのような対応が受けられるのかを事前に確認しておくことで、将来的なトラブルを防ぐことができます。
質の高いセラミック治療を提供する歯科医院では、治療費の内訳や保証内容を明確に説明してくれるはずです。不明点があれば、遠慮なく質問することをおすすめします。
また、分割払いやデンタルローンなどの支払い方法についても確認しておくとよいでしょう。東京の多くの歯科医院では、患者さんの経済的負担を軽減するための様々な支払いオプションを用意しています。
費用は重要な要素ですが、それだけで歯科医院を選ぶのではなく、技術力や信頼性とのバランスを考慮した選択をすることが、長期的に見て最も経済的な選択となります。
まとめ:セラミック治療で失敗しないために
東京でセラミック治療を検討されている方に向けて、失敗しないための10のポイントをご紹介しました。最後に重要なポイントをまとめておきます。
- 歯科医師の技術力と経験を重視する
- セラミックの種類と特徴を理解する
- 治療前の十分な検査と診断を受ける
- 噛み合わせと機能性を重視する
- 歯を削る量を最小限に抑える
- 仮歯の段階で十分に調整する
- 天然歯に近い自然な色調を選ぶ
- 歯ぎしり・食いしばり対策を行う
- 治療後のメンテナンスを怠らない
- 費用と保証内容を明確に確認する
セラミック治療は、適切に行われれば長期間にわたって美しい歯と健康的な口腔環境を維持することができる素晴らしい治療法です。しかし、安易な選択や不十分な知識のまま治療を受けると、後悔する結果になりかねません。
東京には多くの優れた歯科医院がありますが、すべての医院が同じ品質のサービスを提供しているわけではありません。複数の医院でカウンセリングを受け、信頼できる歯科医師を見つけることが、セラミック治療成功の第一歩です。
私たち三宅歯科クリニック自由が丘では、患者さん一人ひとりに丁寧なカウンセリングを行い、それぞれの状態や希望に合わせた最適なセラミック治療を提案しています。セラミック治療をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。
美しい歯は、あなたの笑顔と自信を引き出し、人生の質を高めてくれます。正しい知識と適切な歯科医院選びで、後悔のないセラミック治療を実現しましょう。
詳細な情報や無料カウンセリングについては、三宅歯科クリニック自由が丘のウェブサイトをご覧いただくか、お電話にてお問い合わせください。
院長・歯科医師

三宅 甲太郎Kotaro Miyake
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認定医・資格
日本顎咬合学会かみあわせ認定医
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スタディーグループ赤坂会理事
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